西郷どんで松田翔太が登場|演じる役は遊び人ヒー様と15代将軍徳川慶喜!
松田翔太さんと言えば、現在はNHK大河ドラマ「西郷どん」で最後の将軍徳川慶喜役で活躍中です。
その中で、松田翔太さんは徳川家最後の第15代将軍・一橋(徳川)慶喜の役を演じるのですが、ドラマでは「ふき」の働く〝磯田屋〝の常連客「ヒー様」という遊び人も演じています。
将軍という品格をもった威厳のある役と遊び人という相反する2つの役を演じるのは難しくはないのでしょうか?
松田翔太さんのコメント
松田翔太さんは、2008年の大河ドラマ『篤姫』で、第14代将軍の徳川家茂を演じているので、大河ドラマの出演は3回目になるのですが、NHK放送センター(東京都渋谷区)での会見に出席した松田さんは「今回で大河出演は3回目になるのですが、本当にうれしく思っています。この最後の将軍を素直に演じていけたらなと思っています」と話していました。
桜井賢プロデューサーのコメント
この作品の桜井賢チーフプロデューサーも松田さんについて「品があって、オーラがあり、慶喜というこの時代を生きた人を表現していただける色気を持っている方として、とてもイメージが合う方だった」と評価しています。
第9話「江戸のヒー様」で登場
松田翔太さんは、第9話「江戸のヒー様」から出演しますが、ヒー様という遊び人を演じますが、実は優秀で最後の将軍徳川慶喜になる人でした。
将軍という品格をもった威厳のある役と遊び人という相反する2つの役を演じるのは難しくはないのでしょうか?
第9話では、吉之助は再会した仲間に誘われて品川宿の盛り場(磯田屋)に行くのですが、「こんなところで遊ぶ金は無い、皆がかき集めてくれた金をこんなところで使うことはできない、おいは帰る」と言います。
そんな吉之助を引き止めたのが、ふき(高梨臨)だった。ふきはかつて吉之助が身売りから救うことのできなかった百姓の娘だった。ふきの綺麗になった変わりようにビックリする吉之助だった。
ふきは身売りされ薩摩から下関から京都と流され江戸まできたのだった。
そこで、そのふきをひいきにしている「ヒー様」と呼ばれる町人風の謎の男(松田翔太)にであいます。
実はこの遊び人が、一橋慶喜(後の15代将軍徳川慶喜)だとは、もう少し後の話でわかります。
第14話「慶喜の本気」
第14話では、慶喜は以前と磯田で酒を飲んで遊んでいましたが、そこを彦根藩の刺客に襲われます。
危機いっぱつのところで難を逃れ外に逃げ出すしますが、その刺客を吉之助が短刀をもって体当たりするが、短刀が男にささり、男は死んでしまいます。
吉之助は、はじめて人を殺めてしまいます。
死体を川に流すが、「あの男にも、親兄弟がいたのであろう」と佐内と一緒に手を合わせる。
それを見ていた慶喜が、俺が将軍になったらもっと多くの血が流れると言う。
吉之助は、「あの男の命は、一橋様の命と同じ。ですが一橋様は、国を変える力がある。
多くの民を救うことができる。まだ逃げるつもりですか」
「まだ逃げるつもりなら、あの男の命はうかばれません」と言って再び、佐内と一緒に手をあわせる。
黙ってその姿を見ていた、慶喜が「おい、行くぞ、井伊直弼のところへ」と意を決したような表情で告げた。
彦根藩で、慶喜が「将軍になるつもりを告げる」と、井伊直弼は、将軍をなるのを断れば彦根藩55万石を差し上げると言い出す。
慶喜は、「お前はいつからそんなに偉くなったのだ。つけあがるな」
「お前は、今の幕府で、これからの世の泰平を守れると思っているのか、この大馬鹿野郎」と井伊直弼を怒鳴りつける。
呆然としている井伊直弼!
この時の一橋慶喜(松田翔太)の威厳ある姿は、とても格好良かったですね。
今後の西郷どんでの松田翔太
一橋慶喜(松田翔太)は、今は、安政の大獄で大老井伊直弼によって謹慎させられてしまっているので、あまり登場する機会がありませんが、ドラマ後半の鳥羽伏見の戦いあたりから、15代将軍として登場する機会が増えていくと思いますので、松田翔太さんが今後どのように15代将軍徳川慶喜を演じるか楽しみですね。