ネタバレ「この世界の片隅に」座敷わらしの正体は?
「この世界の片隅に」の放送がいよいよTBSでスタートしました。
(2018年7月15日からTBSで毎週日曜夜9:00)
テレビの1話で、「化け物」のような人買いが現れたり、天井裏から「座敷わらし」のような子供が現れて、このドラマは一体どうなっているの?と思った方もいたでしょうね。
テレビでは1話で、すずのおばあちゃんの家で、すずたち3兄弟が昼寝をしているときに、天井裏からボロ着をまとった汚い子が現れ、こっそりと皆が食べたスイカの残りを食べてました。
その姿を見て、すずは新しいすいかを用意しますが、戻ったときには姿は見えなくなっていました。
あの汚い子は一体誰だろうと思った人はたくさんいると思います。
「座敷わらし」と思った人もいたでしょうね。
実はこの「座敷わらし」の正体は、りんだったようです。
りんは貧しくておばあちゃんの家の屋根裏に住み着いていたようです。
エンドロールで屋根裏に住んでいる映像がありました。
おばあちゃんは、りんが屋根裏に住み込んでいるのを知っていたようですね。
スイカをあげようとしたすずに、「またでてくるよ」と言ってましたので。
しかし、りんは人買いに捕まって遊郭に売られていったのです。
アニメ映画ではその部分が描かれていませんが、北川景子主演のドラマでは、この汚い子が捕まっていく様子が描かれています。
後にすずが周作のところに嫁ぎ、道に迷って遊郭のりんと友達になりますが
リンがすずに「芯ばかり食べていたけど、一度だけ女の子にスイカをもらって食べた」と語ったエピソードから、あの「座敷わらし」はりんだったことがわかります。
エンドロールを見ていると、りんが人買いに売られて遊郭に行く様子が描かれています。
遊郭に一人で佇んでいるりんの隣に自分を描いているシーンが続き、最後は二人で手をつないで歩く姿が描かれています。
戦争でりんは亡くなってしまいますが、生きていたら仲の良い友達になっていたのでしょうね。