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有村架純主演「コーヒーが冷めないうちに」の原作を読んだ感想とあらすじ|現在上映中の映画館

2019年1月13日

有村架純主演映画「コーヒーが冷めないうちに」が、2018年9月からロードショーされ人気になっています。
4回泣けるということで、書店でもたくさん本が並べてありましたので原作を読んでみました。
ある喫茶店のある席に座ったときだけ過去に戻れる。喫茶店の名はフニクリフニクラ。
ただし戻れるのは「コーヒーが冷めないうちに」という短い時間という都市伝説的な少しファンタジックな小説です。
原作は4話からなり、違う登場人物が過去に戻るという内容の話になっています。
4回泣けるというのは、4話すべて泣けるような話ということです。
あらすじと読んだ感想を交えてこの記事を書いています。
ネタバレのところもありますので読者の方は注意して読んでください。

<目次>

◆登場人物
◆1話のあらすじ
◆2話のあらすじ
◆3話のあらすじ
◆4話のあらすじ
◆4話のあらすじ(続き)
◆本を読んだ感想
◆上映中の映画館
◆公式サイトの予告編(動画)

登場人物

◆時田流(ときたながれ)
喫茶店のオーナー、長身で大柄な男
◆時田数(ときたかず)
時田流の従兄妹。
この物語の中心的な人物。
席に座った人にコーヒーを注いで過去に戻す。
◆時田計(ときたけい)
時田流の妻。心臓病を患って病院通いしているが、天真爛漫、自由奔放な性格。
◆清川二美子(きよかわふみこ)
医療関係大手IT会社のエンジニア。美人でバリバリのキャリアウーマン。
◆賀田多五郎(かただごろう)
医療関係会社のエンジニア。
清川二美子と同じ仕事をやっているときに知り合い付き合いはじめる。
◆房木康徳
庭師でアルツハイマーになってしまう夫。
◆高竹佳代
房木の妻で看護師。献身的に夫を支える。
◆平井八絵子(ひらいやえこ)
両親が旅館を経営していたが、18歳のときに家を飛び出す。現在24歳でスナックを経営している。
◆平井久美(ひらいくみ)
平井八絵子の妹で、姉が家を飛び出してしまったために旅館の後を継ぐ。
◆謎の女
ワンピース姿で過去に戻れる席に座り続ける謎の女。

1話のあらすじ

恋人同士の話。
女:清川二美子(きよかわふみこ)
男:賀田多五郎(かただごろう)

清川二美子は大事な話があるからと、賀田多五郎から急に喫茶店に呼び出される。
突然五郎から、どうしてもやりたい仕事があり、これから海外の会社に行くからと言われる。
「別れたいと」か、「一緒に来てほしい」とも何も言わない五郎。
「行かないでほしい」と本当の気持ちを言えない二美子。
逆に「さっさと行ってきたら」とケンカして、五郎は喫茶店をでていってしまう。
後になり、あのとき、自分の正直な気持ちを言いたかったと二美子が過去に戻る話です。
過去に戻って、「行かないでほしい」と自分の本当の気持ちを言っても現実は変わらないというルールがあるけれども、どうしても過去に戻って自分の気持ちを伝えたいと過去に戻ります。
あの時二人で待ち合わせした喫茶店に再び戻ったが、なかなか自分の気持ちを素直に言えずにいる。
コーヒーがさめてしまいそうになっても言えず、五郎が喫茶店からでていこうと席をたった時、「3年待ってほしい」と五郎から言われる。
過去に戻っても現実は変えられないが、未来は変えることができる。
二美子は3年後を期待して現実の世界に戻ります。

2話のあらすじ

夫婦の話。
夫:房木康徳
妻:高竹佳代

↓映画では房木を松重豊が、高竹を薬師丸ひろ子が演じています。

よくこの喫茶店に来る常連客の夫婦だが、徐々に夫がアルツハイマーになってしまう話です。
夫は庭師で今まで妻と一緒に行った場所を地図に印をつけていたが、それは妻と一緒に行った記憶を忘れないようにしていたのでした。
看護師の妻は献身的に夫をささえますが、とうとう妻のことさえ忘れてしまいます。
夫は妻に渡そうと手紙を隠し持っていました。
妻は自分のことを覚えていたころの過去に戻り、夫からの手紙を受け取ります。
夫は面と向かって言えないので、自分の言いたいことを手紙に書いて、未来から来た妻に渡します。
その手紙には、「もし自分が妻のことを忘れてしまったら献身的に自分にのことをささえなくてもいいよ」と書かれていました。
夫は未来から来た妻に「自分はお前のことも忘れてしまうのか?」と尋ねますが、妻は「大丈夫よ」と答えます。
妻はその手紙を手に握りしめて現在に戻ります。
その後、現在の夫婦の生活がどうなったか気になる方は本か映画を観てください。
映画ではアルツハイマーになるのが妻になってました。

3話のあらすじ

姉妹の話。
姉:平井八絵子(ひらいやえこ)
妹:平井久美(ひらいくみ)

↓映画では平井八絵子を吉田洋が演じています。

温泉旅館を営む両親。両親が忙しいため、幼い頃から、姉は妹を背中におんぶして店の手伝いをしていた。
妹は姉をしたい、姉も学校では妹が泣いているとすぐに飛んで行ってあげる妹思いでした。
将来は旅館の後を継ぐと誰しも思っていたが、姉は本来自由奔放な性格で、18歳になった時に、置き手紙を残して東京に出て行ってしまう。
その後、妹が旅館の手伝いをするようになった。
妹は姉に家に帰ってくるように再三手紙を書いたり、東京に会いに来た。
実家をとびでてから一度も家に帰ったことがなかった。親からは勘当されていた。
姉は東京でスナックを経営していて毎日のようにこの喫茶店に来ていた。
ある日妹が姉に会いにこの喫茶店にやって来た。
ここに来れば姉に会えると思ったからだ。
姉は妹が来たことに気がついて、会いたくないので喫茶店のカウンターの下に隠れた。
妹はずっと待っていたが、なかなか現れないので手紙を書いて数に姉に渡してくれるように頼んで家に帰って行った。
しかし帰る途中、交通事故に会い妹は亡くなってしまう。
その連絡を旅館の人からもらった姉は、あの時に妹に会わなかったことをとても後悔して、妹が自分に会いにこの喫茶店に来たあの日に戻るのです。

過去に戻って「勝手なことをしてごめんね」と、ひとこと謝りたかったのである。
「私が家を継いだら妹は好きなことができただろう」
そう思った。だからひとこと誤りたかった。
「きっと他にやりたい夢があったのだろう」
「だから再三家に戻ってきてほしい」と言っていたのだ。
そう姉は思っていた。

そして過去に戻った。妹があの日この喫茶店に来た時だ。
カウベルが鳴り妹が店に入ってきた。

妹はもじもじしている。姉は言った。
「家にもどるよ」と。
その言葉を聞いたとき、妹は、とっても嬉しそうな顔をした。
そしてこう言った。
「お姉さんと一緒に旅館をやるのが夢だったの」と。

姉は勘違いしていた。
自分に家に戻ってきてほしいと言っていたのは、妹が他にやりたい夢がきっとあるんだろうと。

しかし、妹は「自分と一緒に旅館をやるのが夢だった」と言った。
その時の嬉しそうな笑顔は、子供の頃「お姉ちゃん、お姉ちゃん」と自分を慕ってきた頃と変わっていなかったのである。

そして姉は涙を流しながら、現実の世界に戻った。
妹との約束がどうなった知りたい方は本か映画を観てください。

4話のあらすじ

親子の話。
流れの妻の計が妊娠する。
しかしもともと心臓病がある計は、出産に身体が持ちこたえることができるか皆が心配する。
計は若い頃から心臓病があり入院していた時に、同じ病院で全身包帯だらけになった流れと知り合い結婚したのだ。
計の父親も心臓病があり若くして亡くなっているのだ。
病院での診察では、出産で心臓がもつかどうかわからない。
母子ともに無事に出産することは不可能と告げられる。
母の身体か生まれてくる子供の命かどちらかを選択しなくてはならないと。
フラフラになり病院から帰ってきた計は、自分の命よりもお腹の中の子供を産む覚悟をする。

計はこの椅子に座れば未来にも行くことができることを知っていた。
数日前に二美子が数に三年後の未来に行けるかどうか話してるところを聞いていた。
数は未来にも行けますよと平然と言っていた。
二美子は三年後の未来に行って自分が結婚しているかどうか確かめたかったのである。
しかし三年後の未来に行ってもコーヒーが冷めないうちの短い時間にこの喫茶店に彼が来てくれる保証はどこにもないのである。
だから未来に行く人は誰もいないと数は話していた。

計は生まれてくる子供を見守ってあげることができないことが辛かった。
この子は幸せになるだろうか?
母親がいなくて寂しくないだろうか?
元気に生まれてくるだろうか?

計は未来に行って自分の子供に会ってみたい気持ちを抑えることができなかった。

計は未来に行かせてほしいと頼む。
流れは反対するが、計は生まれてくる子供に寂しい思いをさせてごめんねと謝りたいと言う。
計は数に未来に行かせてほしいと頼む。
数は平然として何年後に行きますかと聞く。
計は少し考えて、10年後の私の誕生日を言う。私の誕生日なら会えるかもしれないと考えたのである。

数がコーヒーを入れる。
冷めないうちにと。

4話のあらすじ(続き)

未来に行った計。
そこでは見知らぬ人がマスターとなっていた。
カランコロンとカウベルが鳴る。
中学生くらいの女の子が「ただいま」と言って店に入って来た。
どうやらこのお店の手伝いをしているようだ。
計の頭は混乱していた。
流れがいない。数もいない。
マスターに聞いてみると流れと数は北海道にいるとのこと。
流れに任されお店をやっていると。
一体何があったのかもっといろいろ聞いてみたいがコーヒーが冷めてしまう。
そこにマスターの携帯に電話がかかってくる。
その椅子に座っている人に代わってほしいと。
相手は北海道にいる流れだった。
なんで北海道にいるかとか、話したいが時間が無い。そこにいる女の子は俺たちの子供だと告げて電話を切った。
計はカウンターの中にいる女の子に声をかけた。
名前はミキと言った。
数のようにここでコーヒーを入れていると。
ミキは母が過去からここに逢いにやってくることを聞かさせていたのだった。
だから一緒に北海道に行かなかったのだ。
ミキは計の近くにやってきて「お母さん」と呼んだ。
計は、ありがとう、元気に育ってくれてと嬉しさで顔がクシャクシャになるほど泣いた。
そして言った。
「ありがとう、私のもとに生まれてくれて」

本を読んだ感想

この物語で共通していることは、あの時こうしていればよかったとか皆後悔していることです。
私は後悔のない人生など無いと思います。
私など人生を振り返ってみると、あーしていればよかった、こうしておけば良かったとか後悔ばかりです。

この4つの話の中で、最後の話は泣けました。
未来に行って生まれてくる子供に逢いに行き、「お母さん、私を産んでくれてありがとう」と言われるシーンは本当に泣けました。

なぜ流れや数が北海道に行ったのかは、本には書かれていませんでした。
そこが知りたいと思いました。
映画では数を好いている男性が登場しているようです。
北海道に行った理由も語られているようです。

また過去に戻れる椅子に座り続ける謎の女の正体もよくわかりませんでした。

現実の世界でも時間を自由に行き来できるといいですね。

そうすれば、人生を何度もやり直せますかからね。

上映中の映画館

原作の本を読んで是非映画も観たいと思い上映中の映画館を検索したのですが、東京近郊はもうやっていませんでした。
現在「コーヒーが冷めないうちに」を上映している映画館は、長野県と山口県の2か所の映画館だけでした。

◆映画.com
https://eiga.com/movie/88816/theater/

◆映画の時間
https://movie.jorudan.co.jp/cinema/36209/schedule/

動画配信やDVDレンタルは3月くらいに販売開始されるようです。
東京近辺の方で映画を見逃してしまった方は、もうしばらく待ちましょう。

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公式サイトの予告編

公式サイトの予告編を載せておきます。
今、映画やドラマ・CMに引っ張りだこの有村架純ちゃん。
整った顔立ちと清楚な性格で男女問わず抜群の人気を誇っていますよね。